ワークショップレポート①メンバーチカラを引き出し合えるチームとは?

本記事は『日文 ACC プロジェクト』のnoteに掲載しています。
https://note.com/nichibun_acc/n/nac234bd4d474

こんにちは、日本文教出版です。

早くも1カ月以上前のことになりますが、2024年の12月4日、『Art for Co-Creationプロジェクト』として初のワークショップを開催することができました!

自分たちで言うのもアレなんですが、非常に好評いただきまして、閉会直後は事務局一同「やってよかった」の大合唱でした。
ご参加くださった皆さんには感謝の言葉が尽きません。本当にありがとうございました

以下、ワークショップの様子を少しだけ抜粋してご紹介します。

「私」の可能性を引き出す

一番最初のワークは「自己紹介」です。もちろん、ただの自己紹介ではありません。机の上に広げた裏向きのアートカードから1枚をめくって、そのカードを使って自己紹介をする、というワークです。

ワークショップで使用したアートカード

偶然引き当てただけのカードを使って自己紹介するというのは想像する以上に難しく、すぐに話し始められる人の方がレアです。
当日も、うんうんと頭を悩ませる姿が多く見受けられました。

このワークを通して伝えたかったのは、日ごろ意識していないところに自分の意外な一面があるということです。そして、そのことに気づかせてくれたのは、偶然引いた(高確率で「なんでこのカードなんだ!」と言いたくなるような)1枚のカードである、ということ。

一人なら簡単なのに、二人だと難しい。

さて、場の空気もほぐれてきたところで、全身を使ったワークにも取り組んでいただきました。ペンの両端を指で押さえながら、立ったり座ったり、色んな動きをしてみる、というものです。

冒頭は、このワークを一人で行っていただきました。
ペンの両端を指で持って動くのって、一人だとすごく簡単なんですよ。ですから最初は、「私たち、いったい何をさせられているんだ・・・?」と思った方もいたでしょう。

ですが、これをペアでやってみていただくと・・・。

ペンのダンス

誰かと何かをするときには、お互いへの配慮やサポート、声掛けが、どうしたって必要です。相手のすべてを、自分の手足のように、思うままにコントロールすることはできないのですから。

私たちが与えた影響の可能性に、想いを馳せる

ご紹介したのはごく一部ですが、体験していただいたワークにはすべて、チームづくりのヒントになるようなメッセージが込められています。

ご参加くださった皆さんが何かしらのヒントをつかみ、持ち帰って、職場などの環境がより心地よいものとなるきっかけになればと、願うばかりです。

なお、このワークショップは、弊社が発行している書籍「コミュニティ・オブ・クリエイティビティ」を参考に設計されています。ご興味があれば、ぜひお手に取ってみてください。

また遠くないうちに、第2回のワークショップを開催したいと企画しております。詳細が決まりましたら、こちらのnoteでもご案内させていただきます!

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